
疲労骨折
このようなお悩みはありませんか?
- ケガをした覚えがないのに痛い
- 運動をするときに痛む
- 痛みが続き競技パフォーマンスが低下している
- 安静にしていても痛みを感じる
疲労骨折とは
疲労骨折とは、1回の大きな力による通常の骨折とは異なり、骨の同じ部位に繰り返し加わる小さな力によって骨にヒビが入り、最終的には完全な骨折に至った状態をいいます。
上肢から下肢、体幹とあらゆる部分の骨に起こり、年齢を問わず発生します。発生部位は競技種目や各スポーツ動作と関連が強く、脛骨や中足骨など下肢での発生が多いですが、MRIやCTの普及により腰椎疲労骨折(腰椎分離症)の頻度が最も高いとの報告もあります。

疲労骨折の原因
選手自身の技術、体力の問題
- 筋力の不足
- アンバランスな筋力
- 未熟な技術・フォーム
- 身体の柔軟性不足 など

練習、環境の問題
- オーバートレーニング(練習の急激な量の増加や質の変化)
- 選手の体力、技術に合わない練習
- 不適切な靴
- 固すぎたり、柔らかすぎる練習場 など

主な症状
- 圧痛
- 運動時痛
- 進行すると安静時痛 など

当院での施術

エコー検査
ケガの部位や状態を正しく把握するためエコー検査を行います。

病院紹介
骨傷の疑いがあり精密検査が必要と判断した場合は、近隣病院へご紹介しております。

物理療法
早期回復のため、信頼度の高い物理療法機器を取り揃えております。組織の修復と疼痛の緩和を促します。

徒手療法・ストレッチ
筋肉をほぐし、ストレッチをすることで患部にかかる偏った負担を減らすことができます。

運動療法
柔軟性の向上や筋力バランスを整えるために運動療法を行います。

インソール
足部のアライメントを矯正するインソールを作成します。
参考資料
- 標準整形外科学/医学書院
- 病気がみえる Vol.11運動器・整形外科/MEDIC MEDIA
- スポーツ損傷シリーズ8.疲労骨折