2025年1月11日
股関節インピンジメント症候群は、股関節で骨同士の衝突や挟み込みが起こることで機能障害を引き起こす状態のことをいいます。股関節は大腿骨頭と臼蓋からなる関節で、比較的自由に動きます。その安定性を保っているのは股関節周囲にあ […]
2024年12月28日
外傷による肩関節の脱臼は、ラグビー、アメフト、柔道などのコンタクトスポーツに多く、前下方脱臼がほとんどです。肩が外転・外旋位にある時に発生しやすく、転んで地面に手をついたときや、大きな外力で上腕が後方に持って行かれたと […]
2024年12月28日
上腕二頭筋長頭腱炎とは、加齢変性やスポーツ、外傷などによって上腕二頭筋長頭腱自体あるいはその周辺を取り巻く腱鞘の炎症が起こっている状態です。長頭腱の部分断裂を伴うこともあります。 上腕二頭筋とは、上腕の前面にある『力こ […]
2024年12月27日
膝蓋骨脱臼は、膝のお皿の骨(膝蓋骨)が正常な位置から外れる状態を指します。外傷やスポーツ活動でみられ、ジャンプの着地などで膝を伸ばす筋肉(大腿四頭筋)が強く収縮したときに起こりやすいです。膝蓋骨は大腿骨に対して外側に脱 […]
2024年12月25日
頚椎椎間板ヘルニアは、首の骨の間にあるクッションの役割を果たす椎間板が傷つき、中身が飛び出してしまった状態です。この飛び出した部分が、脊髄や神経根を圧迫することで、首の痛みや手のしびれなど、さまざまな症状が現れます。首 […]
2024年12月24日
寝違えは、眠っていて目が覚めたときに、首の後ろや首から肩にかけての痛みが出ることを言います。首を動かすと痛みが出る時もありますし、痛みで首を動かせない時もあります。首や肩だけでなく、肩甲骨、背中、脇の下なども動かした際 […]
2024年12月24日
シンディング・ラーセン・ヨハンソン(Sinding Larsen-Johansson)病は、膝蓋腱の膝蓋骨起始部が繰り返しの負荷によって骨化異常を生じる骨端症で、膝蓋骨の下端に運動時痛、圧痛、腫脹を認めます。脛骨粗面の […]
2024年12月23日
分裂膝蓋骨は、通常1つの骨である膝蓋骨(膝のお皿)が2個または数個に分かれている状態を指します。無症状の場合も多く、X線検査などで偶然発見されることがあります。繰り返す大腿四頭筋の牽引力による二次性骨化異常が分裂膝蓋骨 […]
2024年12月23日
リスフラン関節損傷は第1楔状骨と第2中足骨の間にある3つの靭帯の一部、あるいは全部が損傷した状態を言います。つま先立ちや足部長軸方向に力が加わることが原因とされ、高所からの転落やジャンプから着地に失敗するなどの外傷のほ […]
2024年12月21日
有痛性外脛骨とは、繰り返しの運動負荷や外傷をきっかけに、「外脛骨」と呼ばれる過剰骨に痛みが発生した状態をいいます。 外脛骨とは、足の過剰骨の中で最も頻度が高く、後脛骨筋腱が付着する舟状骨の内側後方にみられ、英語では「a […]