2024年12月23日
リスフラン関節損傷は第1楔状骨と第2中足骨の間にある3つの靭帯の一部、あるいは全部が損傷した状態を言います。つま先立ちや足部長軸方向に力が加わることが原因とされ、高所からの転落やジャンプから着地に失敗するなどの外傷のほ […]
2024年12月21日
有痛性外脛骨とは、繰り返しの運動負荷や外傷をきっかけに、「外脛骨」と呼ばれる過剰骨に痛みが発生した状態をいいます。 外脛骨とは、足の過剰骨の中で最も頻度が高く、後脛骨筋腱が付着する舟状骨の内側後方にみられ、英語では「a […]
2024年12月21日
橈骨遠位端骨折は、前腕にある橈骨と呼ばれる骨の手首に近い部分が骨折してしまうことを言います。特に高齢者は転倒し手をついたことによる低エネルギー損傷で怪我をすることがほとんどで、「FOOSH(fall on out-st […]
2024年10月24日
脊椎圧迫骨折とは、背骨にある椎体と呼ばれる部分が上下から加わる圧力によって、押しつぶされる形で骨折した状態のことを言います。圧迫骨折にも種類があり、交通事故や転倒、落下などによる強い外力によって生じる外傷性椎体骨折、比較 […]
2024年10月24日
バンカート損傷(Bankart Lesion)とはヒルサックス損傷やSLAP損傷と同じく、肩関節の脱臼に関連して起こる肩の損傷です。肩には、肩甲骨の関節窩(肩関節の受け皿部分)を取り囲む軟骨組織で、上腕骨頭を安定させてい […]
2024年10月24日
ヒルサックス損傷(Hill-Sachs Lesion)とは肩関節前方脱臼に付随する合併症の一つで、脱臼した際に上腕骨頭の後方と肩甲骨関節窩が衝突してしまうことで、骨頭が陥没したり亀裂が生じて骨折を起こしている状態をいいま […]
2024年9月25日
肘内障とは、小児の肘で起こりやすい亜脱臼のことで、「輪状靭帯」と呼ばれる肘の靭帯から「橈骨頭」という肘の外側の骨が部分的にずれた状態のことを指します。 肘内障は5歳以下の未就学児に多く見られ、その時期は骨が未成熟で軟骨成 […]
2024年9月10日
膝関節の膝蓋骨の真下に位置する脂肪体(膝蓋下脂肪体:Infrapatellar fat pad)が炎症を起こしている状態のことを指します。(別名:Hoffa's syndrome) 膝蓋下脂肪体は膝関節の前方に広がる形で […]
2024年9月7日
腓骨筋腱脱臼は先天性脱臼と後天性(外傷性)脱臼があり、ねんざとの鑑別が重要となるのは外傷に伴う後天性脱臼になります。外傷性腓骨筋腱脱臼の頻度は決して高くはありませんが、外傷性腱脱臼のなかでは最も多いです。スポーツ外傷によ […]
2024年8月26日
母趾MTP関節が外反変形したものであり、外反母趾ガイドラインでは《外反母趾角20°以上》を外反母趾と定義しています。その特徴としては第一中足骨の内反、母趾MTP関節部の突出、母趾の基節骨の外転・回内変形、開帳足などが挙げ […]