このようなお悩みはありませんか?

  • 突発的に、動かせないほどの強烈な痛みを感じる
  • 寝れないぐらい痛む
  • 腕が思うように上がらない
  • 肩が熱っぽく、腫れている感じがする
  • 1週間以上、肩の痛みが取れない

石灰沈着性腱板炎とは

石灰沈着性腱板炎とは、肩関節に付いている腱板(肩甲骨と上腕骨の間にある四つの筋肉とそれらを覆う腱の集合体)の特に棘上筋と言われる筋肉にカルシウムが沈着し、石灰化を起こすことで夜間に激しい痛みや肩関節周囲が腫れるといった、炎症や痛みを引き起こす疾患です。
この疾患は、40代~60代の女性に好発しやすいと言われていますが、男性にも発症します。
また、鞄を持つ動作や後ろのものを取ろうとしたちょっとした動作がきっかけで肩の痛みを覚え始め、急激に痛みが増す状態まで悪化することも少なくありません。
石灰の状態によって起こる症状が異なるため、それぞれの時期について下記に載せております。


急性期(発症~数週間)
腱の中で石灰がドロドロのミルク状になり、内圧が高まることで周囲に強い炎症が起こります。
その結果、「焼けつくような痛み」と表現されるほどの激しい痛みが現れ、夜間は眠れないほど
強くなることもあります。

慢性期(数か月)
急性期を過ぎると石灰は硬いチョーク状(粉状)のように硬くなります。
炎症は落ち着きますが、硬くなった石灰が腱板の中で盛り上がり、腕を動かすたびに周囲の
骨や靭帯と擦れ合い(インピンジメント)を起こします。
結果として、腕を上げると痛い、物を持つと痛いといった動作時痛が続きます。

〔以下の疾患は症状が似ている為、鑑別する必要があります〕
腱板損傷
四十肩・五十肩
肩こり

石灰沈着性腱板炎の原因とは


肩への石灰化の完全なメカニズムは解明されていませんが、以下の理由が、石灰沈着性腱板炎
のリスクファクターとして挙げられます。

・腱の低酸素・血流障害(長時間のデスクワークなど)
・加齢による腱の変性
・肩の使い過ぎ(繰り返し動作)    など

主な症状


・夜に、突然肩に火が付いたかのように激しい痛みを感じる
・痛みが強く、服の着脱も難しい
・じっとしていてもズキズキする感じがある
・患部が腫れている感じがする
・肩を挙げる際に、引っかかる感じがする    など

当院での施術

徒手療法・ストレッチ

筋肉をほぐすことにより、筋緊張・痛みの緩和などを促します。また、急性期を明けてから肩関節周囲のストレッチをすることで患部にかかる負担を減らすことができます。

運動療法

肩関節を動かす上で必要となってくる胸郭の可動性の維持・拡大と、腱板機能の維持・向上を目的とした運動療法を行います。

エコー検査

痛みのある部位や状態を正しく把握するためエコー検査を行います。

物理療法

早期回復のため、信頼度の高い物理療法機器を取り揃えております。組織の修復や疼痛の軽減を促します。

体外衝撃波

痛みの出ている箇所に衝撃波を与えることで、石灰を粉砕したり痛んでいた組織の修復を促すことで症状を改善させるのに有効です。

参考資料