物理療法とは

物理エネルギーにより生体反応を活性化し、治療に応用します。
薬と違い安全性が高く、リスクは低い治療手段といわれています。

除痛・鎮痛、筋・骨・軟骨などの組織修復にトップアスリートも積極的に応用しており、整形外科・リハビリテーション医学の一分野として臨床でも使用されています。

温熱療法・寒冷療法・光線療法・水治療法・電気療法・力学的機器の治療法など 症状に応じて様々な方法があります。

何ができるの?

  • 早期の痛み緩和
  • 深部までの温熱作用
  • 組織修復
  • 筋肥大・筋力低下予防・廃用性萎縮予防
  • 神経の痺れの回復

当院で扱う物理療法機器

ハイボルテージ

高電圧電流による電気刺激を深部組織まで到達させることで非常に高い鎮痛性と即効性が望める、プロアスリートも使用している治療機器です。

主に痛みを抑制するために使用し、腫れ・浮腫(むくみ)の軽減、血液循環の増大などの効果も期待できます。

LIPUS

LIPUS(Low Intensity Pulsed Ultra Sound:低出力パルス超音波)の音圧効果により、骨折部位の骨の形成を促進し、骨癒合期間を約40%短縮できます。

多くの臨床例から治療効果も確認され、厚生労働省にも認められている治療機器です。

現在は研究が進み、骨だけでなく筋肉や靭帯にも早期回復に効果があるとの報告もあります。

マイクロカレント

微弱電流により細胞レベルで組織修復を行い腫れや痛みに対して鎮痛と治癒の促進が期待できます。
肉離れ・捻挫・骨折後など急性・慢性問わず、あらゆる疾患に対応します。
また、メディアからも注目され、プロのアスリートも使用している機器です。

メディアURL
https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4262/index.html

AT−mini

超音波

摩擦熱による立体加温により深部に温熱作用を加えます。

また非温熱モードでは、組織修復の促進・浮腫の軽減・創傷治癒促進効果が期待できます。